「ながてつ」を知る

長良川鉄道とは?

長良川鉄道は名古屋から列車で約1時間の場所にある、美濃太田駅と北濃駅を結んで運行するローカル線です。
始発から終点までの72.1㎞は、ほとんどが田園地帯や清流の河畔。そこには日本の原風景が広がっています。

いままでの、ながてつ

岐阜県の中央部を走る越美南線は大正12年10月に一部が開業。
その後、順次路線を延長させ昭和9年8月に美濃太田から北濃までの全線が開通。
地域の産業、文化、経済、生活の発展に基幹輸送手段としての役割を果たしてまいりました。
昭和30年代は山間部のダム開発に伴った貨物輸送や旅客で特に大きな賑わいを見せ、昭和53年には越美北線との開通実現へ期待が高まった時期もありましたが、輸送需要が年々減少したことから、昭和59年6月「国鉄 越美南線」の廃線が決定されました。

しかし、沿線で鉄道存続を求める運動が巻き起こり、地域が一丸となった大きな支援を基に昭和61年12月11日「長良川鉄道 越美南線」として生まれ変わりました。

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これからの「ながてつ」

その後、平成28年4月27日には沿線の旅を楽しんでいただくための、観光列車「ながら」が登場。
世界的な工業デザイナー水戸岡鋭治氏のデザインによる観光列車「ながら」は、国内のみならず海外の観光客からも注目を集めました。
平成30年4月18日には、クラウドファンディングにより新車両の「川風」号を投入。
その他にも、絶景ポイントでスピードを落として走る「ゆら~り流れて清流列車」、自転車を持ち込める「サイクリング列車」などの企画列車を運行し、長良川鉄道の観光資源としての新たな一面も地域の皆様に認知されてまいりました。

これからの鉄道に求められる役割とは何でしょうか?
輸送手段、移動手段というだけではなく、人々の心を”動かす”ことでもあるのかもしれません。
一時は廃線になりかけた当鉄道が地域の皆様のご支援で復活したのも、利便性を求められたというだけでなく、ここに鉄道があって欲しい、という多くの方の気持ちがあったからこそではないかと思います。

安心できる交通手段であると共に、地域の皆様に、いつまでもそこにあって欲しい、と思い、親しんでいただける鉄道であるためにも、私たちは日々サービスの向上に向けてこれからも弛まぬ努力を続けて参ります。

人と人、地域と地域、自然と心を繋ぐ会社 長良川鉄道株式会社

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